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「もっと、社会へ。 もっと、環境へ。 もっと、人へ。」

企業広告シリーズ No.2 【インテリジェント車いすロボット】

インテリジェント車いすロボットイメージ
イスナビ。

状況を知って、考えながら道を進む。センターコンピュータと対話しながら目的地にたどり着く。未来の車いすは、知性をもった乗り物になる。

思い立って散策に出る。三条大橋を渡り、鴨川の流れを右に眺めながら左に折れ、祇園へ。その大路小路が縦横に交差する街を、迷わず目的地へ連れて行ってくれる知能をもった車いす。近い将来、古都の石畳で見られるかもしれません。インテリジェント車いすロボットという名の、富士通の先端技術の結晶。GPSや路面の中のICタグとの交信で現在位置を正確に知る。無線経由で得た青や赤などの信号機情報、センサーで感知した目の前の障害物の情報を、リアルタイムで判断する。これらを統合する情報処理技術により、進む、止まる、回避する、を制御しながら自動走行します。最初に目的地を命じるだけ。音声でガイドしながら、安全にその場所へとむかいます。未来の車いすは、未来の乗り物のヒントのかたまり。富士通は、安全で便利な新しい交通システムをITで支えます。


説明
インテリジェント車いすロボット

GPSやICタグによる測位システム、無線LANによる情報通信システム、センサー処理による環境認識技術などが結晶した「インテリジェント車いすロボット」。

1.GPSアンテナ
2.PDA(Pocket LOOX)
3.非常停止ボタン
4.レーザーレンジセンサー
5.リチウムイオンバッテリー
6.統合測位装置および制御コントローラー



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注釈1

「大路小路が縦横に交差する街」~ 京都の町でも現在位置をピタリ。

大路小路が縦横に交差する街

『♪まるたけえべすにおしおいけ あねさんろっかくたこにしき(丸太町・竹屋町・夷川・二条・押小路・御池・姉小路・三条・六角・蛸薬師・錦)…』これは通りの名前を覚えるため京都に古くから伝わる数え歌。京の街は住人でも間違えやすいため、歌いながら現在位置を確かめたとか。昔から人びとに受継がれてきた知恵と言えます。インテリジェント車いすロボットは、それを技術でカバー。GPS衛星や路面の中に埋め込まれたICタグとの交信により現在位置を知ることができます。統合測位という技術により、行きたい場所を命じるだけで、迷わずにそこへ連れて行ってくれます。

注釈2

「安全で便利な」~ 車いすに"気が重い"場所をなくしたい。

安全で便利な

「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存知ですか?それは、「できるだけ多くの人が利用可能であるよう、製品だけでなく、建物、空間までもデザインすること」。車いすを例に取ると、段差をなくしスロープに変えたり、エレベーターで地下鉄に行き来できたり、車いすのまま乗れるバスが走ったりと、「やさしさのある街」づくりが進んでいます。それでも車いすの利用者にとっては"気が重い場所"はなくなりません。人通りの活発な商店街、迷惑駐車や放置自転車の多い駅前、信号機の多い街などなど。建物や空間だけではない社会全体のそうしたバリアに対して、インテリジェント車いすロボットの先端技術はひとつの答えと言えます。歩く人や障害物を回避して安全に走行するためのセンサーや、青で進み赤で止まることを自動制御するための信号機システム情報の利用など。富士通は、ユニバーサルデザインを推し進めながら、街をもっと安全で便利にしていきます。

注釈3

「インテリジェント車いすロボット」~ 愛知万博での試乗者3万6千人。

インテリジェント車いすロボット

2005年の3月から9月まで愛知県で開催され大盛況だった「愛・地球博」。会場内のロボットステーションで、富士通は開発をともに行ったアイシン精機、産業技術総合研究所と共同でこの「インテリジェント車いすロボット」を出展し、体験試乗を行いました。この半年間で試乗いただいた方の累計は約3万6千人。この記録は、ロボットとしてはまったく前例のないものです。また、「過酷な屋外で半年間働いたロボット」としても、ほかに掃除ロボットや警備ロボットたちと並んで、ともに輝かしい記録となりました。

注釈4

「自動走行」~ 目的地目ざして走りながら、街も見つめています。

自動走行

インテリジェント車いすロボットは、いわば街を見つめる"走るセンサー"としても働かせることができます。走行中に出会う出来事の情報を、この車いすは街の頭脳であるセンターコンピュータにつねに送信。車いすの停止状態が続けば、その先に何か障害物があるとその頭脳は判断する。街を走る車いすは、街の様子もキャッチしてくれます。例えば、走行を妨げる駅前の放置自転車の情報は、駅前再開発のときの都市デザインにも活用できる。段差が多くて行くことができない区域は情報空白区域として地図に浮かび上がるため、その区域の道路整備計画にもつながる。そんな情報と街づくりのいい循環は街並みや交通社会を変えていくでしょう。富士通がインテリジェント車いすロボットに込めた役割は、そんな未来の社会を実現するための技術・開発です。

実物の「インテリジェント車いすロボット」をご覧いただけます。


注釈5

「新しい交通システム」~ この車いすを生んだのは富士通のITS技術。

新しい交通システム

インテリジェント車いすロボットの知性や行動力を支えているのが、富士通が長年培ってきたITS技術です。ITSとは、「高度道路交通システム」のこと。つまりITによって人と車両と道路を結び、交通事故や渋滞などの道路交通問題を解決していこうとする新しい交通システムです。渋滞情報とリンクしたナビゲーションシステム(VICS)や自動料金収受システム(ETC)などもそのひとつ。それらはすでに、みなさんが走る高速道路や渋滞道路でもお馴染みですね。ITSは、道路交通だけにとどまらず、鉄道、航空、船舶など異なる交通機関や、駐車場などさまざまな施設とも連携。これらをセンターコンピュータで一元管理することで、安全、安心、便利な交通社会を実現していこうという国レベルのプロジェクトなのです。


「インテリジェント車いすロボット」は、NEDO技術開発機構の次世代ロボット実用化プロジェクトの一環としてアイシン精機株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で開発しました。