掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:1999年7月22日
神戸~淡路島間を結ぶ、世界最長の吊り橋・明石海峡大橋。富士通は、この明石海峡大橋をふくむ、神戸淡路鳴門自動車道全線にわたる通信ネットワーク・システムと自動計測監視制御システム構築を担当。これらのシステムにより、24時間体制で、安全なドライビング環境の維持管理をサポートしています。
神戸と淡路島をむすぶ明石海峡大橋は全長3,911m、中央支間長で1,991mという世界最長の吊り橋。瀬戸内の空にまっすぐのびる297mの主塔。ケーブルが生みだす流れるような美しい曲線。
明石海峡大橋は本州と四国をむすぶあたらしい交通の要であると同時に、電力・水道・通信という生活にかかせないライフラインが敷設されています。それだけに「もしも」はあってはならないこと。
神戸淡路鳴門自動車道には、2つの長大橋と大小8つのトンネルがあり、安全の管理は、とても複雑多岐。だからこそ、さまざまな情報を統合して、すぐ対応できるシステムの配備がなにより大切です。富士通の自動計測監視制御システムと通信ネットワーク・システムが、その役目をになっています。
自動計測監視制御システムは、監視カメラや非常電話・道路照明・電気・通信設備、そして消火栓や橋の下を通る船の航行を守る設備などを通じて、橋の安全に関わるすべての動きを24時間チェック。そのチェック状況は道路全体にはりめぐらされた通信ネットワーク・システムを通じて、神戸市垂水区にある本州四国連絡橋公団のオペレーション・オフィスにおくられ、そこで一元管理されています。
本州と四国をむすび生活と経済と情報のエネルギーをとどける、明石海峡大橋。その役目を果たすために、安全の「神経系」は、きょうも24時間はたらきつづけています。
神戸淡路鳴門自動車道のオペレーション・オフィスは、快適・安全な道路環境の提供を目指し、24時間体制で運営されています。道路上の様々なデータは、画像圧縮伝送装置や光ファイバー回線などで構成された通信ネットワーク・システムによりオペレーション・オフィスへ迅速確実に伝送されます。また自動計測監視制御システムは、あらゆる接続インターフェースを備えた端末と膨大な情報を瞬時に処理するコンピュータからなり、通信ネットワーク関連設備からトンネル防災関連設備等、さまざまな付帯設備の稼働状況の一括集中監視を実現しています。安全を守る中枢として富士通の先進技術が活躍しています。