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そこで、富士通はなにをしているの。

series1 「すばる」望遠鏡(ハワイ)

150億年彼方の謎に挑む「すばる」

掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:1999年6月17日

左の天体画像は、1999年1月28日の「ファーストライト」のときにとらえた地球から1500光年の距離にあるオリオン星雲内の領域を、近赤外線カメラにより撮影し、富士通社製のスーパーコンピュータで解析したものです。それを「すばる」外観写真と合成しました。(天体画像の写真提供:国立天文台)


宇宙のはじまりを解き明かすために、「すばる」がとらえた深宇宙を、スーパーコンピュータが解析します。

ハワイ、マウナケア山(標高4205m)の山頂に建設された国立天文台ハワイ観測所、「すばる」が天体の光をはじめてとらえる「ファーストライト」に成功しました。さらにさまざまなテストと試験観測をかさねた上で、今年、いよいよ150億光年彼方の、深宇宙からの光本格観測します。

150億年前とは、ビッグバンと呼ばれる宇宙のはじまりとされるとき。それからまもなく、宇宙生成のときに発生した光が、150億年という長い宇宙の旅をへて、人類の住む地球に到達します。

「すばる」は、一枚鏡としては世界最大の口径を持つ光学望遠鏡。8.2mというこれまでの常識では不可能とさえ言われていた巨大な一枚鏡です。その大きな澄んだ目は、人間の眼の6億倍以上の感度ではるか遠くまで見わたす力を持っています。

富士通の仕事は、その目がとらえた光を解析(画像処理・分析)すること。その膨大なデータ量は、たとえば、ひと晩の観測で約1億画素のデジタル画像1千枚相当の膨大なデータを処理することからもわかります。富士通のスーパーコンピュータとソフトウェア技術という総合力があって可能となりました。その画像処理の速度は『研究者の一瞬のひらめきや想像力といった、思考の流れと同じ速さで画像を解析してくれます。その処理速度がいままでとはちがうあらたなひらめきを研究者からひきだします』という声もあがっています。

21世紀の人類にあらたな夢をとどけてくれる「すばる」。富士通は、その大きな大きな可能性にこれからも、ともに挑戦し続けます。



山頂の「すばる」望遠鏡が一晩中観測し、観測制御システムで確実に取得された膨大なデータは光ファイバーケーブルによって山麓の街「ヒロ」にあるハワイ観測所に送られ、ここでスーパーコンピュータVPP700/AP3000と中枢としたシステムがデータの保存・管理・解析を行います。富士通はこれらのシステムに関して、6年間にわたり、設計・開発・試験を行い、現在もマウナケア山頂、山麓での試験・運用支援を行っております。

国立天文台すばる望遠鏡(Subaru Telescope, NAOJ)