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クリエイティブリレー 第6弾 原健三さん
テーマ:手のひら静脈認証技術

手のひらを、世界中のキャッシュカードに。

不正アクセスの多いブラジルでは、ATMでお金を引き出すだけでも二重の暗証番号の入力を求められます。一般の利用者でも煩わしさを感じるこの操作は、お年寄りや目の不自由な人たちにとって大きな負担になっていました。そこでブラジルの民間銀行で採用されたのが、手のひら静脈認証。生体認証で本人を特定する富士通のオンリーワンの技術が、不正アクセスを防ぎ、手続きの簡素化を実現したのです。世界中のATMから暗証番号がなくなり、手のひらがキャッシュカードになる。そんな未来も近いかもしれません。

今回のテーマ:手のひら静脈認証技術

富士通が開発した世界初の「非接触型の静脈認証」は、手のひらから静脈パターンを読み取ることで、個人認証を可能にした世界初の「手のひら静脈認証」方式です。

安心・安全の生体認証(バイオメトリクス)技術で、お客様の大切な情報を守ります。

原健三 × 富士通の手のひら静脈認証技術
技術がもたらす未来を想像してみたら

手のひらにさまざまな国の紙幣が並ぶ。一体これは何だろう?と覗き込んでしまうにぎやかなビジュアルは、
「手のひら静脈認証」という富士通の技術を伝える広告だ。

実写にこだわり自然光で撮影
原健三

オリエン時にさまざまな富士通の事業についてお話をうかがって、技術の会社であり、そこに自信を持っているという印象を受けました。広告は、その技術をストレートに伝えることが一番だと考え、3つの案をプレゼンしました。スーパーコンピュータ「京」の部品がDNAのらせんのように組み上げられている案、数字の「京」の16ケタの「0」をさまざまなデザインでアイコン化する案、そして、この手のひら静脈認証案です。

ブラジルでは、富士通の手のひらの静脈認証技術によって、わずらわしい暗証番号を入力することなく、ATMでお金を引き出せるそうです。この技術が広まれば、やがて世界中で手のひらがキャッシュカードのように使える日も来るかもしれない。そんな未来を想像したら、わくわくした気持ちになりました。それをグラフィックで表すことができれば、富士通の技術の先進性と同時に、その技術がとても身近で役に立つものだということも伝えられるんじゃないかと考えてつくった案です。

ただ、この案は使用できる紙幣の選定に予想以上に苦労しました。中央銀行偽造防止グループ(CBCDG・偽造防止のための国際的な組織)が公開している情報を一つひとつ調べ、法務の方にも協力していただき、最後には大使館に問い合わせるなど、撮影までの道のりは長かったです。

撮影は、8人の外国人モデルに協力してもらいました。世界の紙幣を使うので、なるべく人種もばらばらになるように意識しました。手に紙幣の特殊メイクをほどこして撮っています。最初は一発撮りをしようと考えていたのですが、いざ現場で試してみると、皆さん体格がいいので、身体がぶつかってしまってイメージ通りに手を並べられない。結局、2人分ずつ撮影して合成するやり方にしました。それでも実写にこだわり、自然光で撮ったことで、自然なトーンや手の立体感が出せたと思います。それまでの紙幣の選定で慣れない手続きに苦労した分、撮影は制作に集中できる楽しい時間となりました。

最初の提案時のラフ


(テーマ:手のひら静脈認証技術)


(テーマ:スーパーコンピュータ「京」)


(テーマ:スーパーコンピュータ「京」)

クリエイティブリレー 第6弾 手のひら静脈認証技術
広告メイキング

「手のひら静脈認証技術」の広告メイキングの様子をご紹介。

クリエイター紹介

原健三さん(HYPHEN)の写真原健三(HYPHEN)
1982年宇都宮生まれ。2009年東京藝術大学大学院デザイン科修了後、デザイン事務所勤務を経て11年HYPHENを設立。グラフィックの枠組みを超えた、新たな領域を日々模索している。

ブレーン × 若手クリエイター × 富士通
クリエイティブリレー

第1弾藤田誠さん
テーマ:農業クラウド

見えない先進技術を印象づけるCG表現

第3弾安田由美子さん
テーマ:農業クラウド

デジタルな数値に手描きのぬくもりを

第4弾大黒大悟さん
テーマ:DOWN-TO-EARTH

企業の人柄を伝えるタイポグラフィ

第5弾稻田尊久さん
テーマ:音声認識技術

夜の森にも富士通の技術

第6弾原健三さん
テーマ:手のひら静脈認証技術

技術がもたらす未来を想像してみたら