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「ニュートリノ」という名前は聞いたことがあっても、実際にどんな素粒子なのか知っている人はそれほど多くないことでしょう。そこで竹内先生と小汐先生は、対談の前にスライドやビデオを使って、スーパーカミオカンデや研究所の紹介を行って下さいました。最先端分野の研究者から直接レクチャーを受けられる機会なんて、そうそうあるものではありません。麻木さんも「目に見えない物質なのに、なぜ存在すると分かるんですか?」「チェレンコフ光を捉えられる機会って、どれくらいの頻度であるのですか?」と、様々な質問を投げかけられていました。
「太陽ニュートリノを観測すると、現在の太陽中心の状態が調べられる」「超新星爆発ニュートリノを観測すると、宇宙誕生の謎解明に一歩近づく」といった話を聞く度に、感心の声を上げていた麻木さん。ところが、和やかに対談が進むうちに「そもそも先生方は、どうしてこういう分野に興味を持つようになったんです?」といった質問も。麻木さんにとっては、物理学の先端研究者が生まれてくる過程も、ニュートリノと同じくらい興味深かったようです。
