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効率化への取り組み
大都魚類(株)・中央魚類(株)
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大都魚類と中央魚類では、入荷品のデータ下付け作業やセリでの取引情報入力を効率的に行うために、2社共同で「音声認識システム」の開発、運用を決定。新システムは、活き海老のセリ現場に導入されているほか、相対取引と呼ばれる1対1の対面式の販売(カニや貝の卸売)に採用されています。音声認識システムの導入により、入荷品のデータの下付けは、サイズや品種を声に出して言うだけで完了。セリの際にも、仲卸業者名(屋号)などを発声するだけでデータが入力され、売渡原票を自動作成できるようになりました。しかも本システムは、共同開発で導入費用も2分の1で済み、まさにローコストで大きな成果をもたらすソリューションとなりました。

声に出すだけでデータ入力が完了する音声認識システムの効果は絶大でした。サイズや品種など入荷品のデータ下付け作業は、2人で約1時間かかっていたものが、たった1人、しかも15分で完了できるようになったのです。また、セリ現場では音声で取引情報を入力すれば、売渡伝票を自動発行。手書きで伝票を作成していた時には5~6名が必要でしたが、現在ではその人員を大幅に削減し、営業などより生産的な業務に当てることができるようになりました。音声による現場入力で、入荷から下付け、配送までの流れをスムーズに変えた両社。豊洲新市場への移転に向けて、業務改革は順調に進んでいます。


音声認識エンジンに先進の「AmiVoice(アミボイス)(注)」を採用。セリ場の喧噪の中でも発声者の声をしっかりと認識できるようマイク調整し、100%に近い認識精度を実現しました。また市場内で使われる屋号や符丁をあらかじめ登録しておくことで従来の言い方そのままでの入力に対応しています。活き海老のセリ現場に導入したシステムでは、タブレットPC「FMV-STYLISTIC(FMV-スタイリスティック)」で下付けデータやセリでの取引データを音声入力。データは無線LANによりリアルタイムでPCサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」に送信、スピーディーに伝票を自動印刷します。またカニや貝の相対取引には、音声認識に対応したモバイルハンディ「Multipad(マルチパッド)」とハンディプリンタを使用。販売データを現場入力し、売渡伝票をすぐに印刷します。
(注)開発元:株式会社アドバンスト・メディア