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麻木
では、新システムの効果を教えていただけますか。
加藤
はい。作業手順の管理精度が高まったとともに、情報検索の時間が、膨大な紙文書の中から過去の情報を探していた頃に比べ約半分に減りました。これはコストに換算すると年間1,000万円以上の削減効果です。
麻木
年間1,000万円以上のコスト削減効果ですか。凄いですね。しかし逆に言うとそれだけ技術者の方は情報検索に苦労されていたということですね。
加藤
開発とは培った知識と経験にアイデアを加える仕事と言えます。ですから時間をかけて過去のデータや情報を探すのも業務のうちなのです。今回、ナレッジ共有を実現したことで、情報を検索する時間が劇的に減り、それがコスト削減につながりました。これには情報の紐付けという仕組みはもちろん、全文検索エンジン「Accela BizSearch(アクセラ ビズサーチ)」が貢献しています。柔軟なキーワード検索で目的の資料をたちどころにサーチしてくれますから。これにより技術者は長時間の検索から開放され、より本業に集中できるようになりました。
麻木
とすると、製品の良さが富士通をパートナーに選んだ理由と言えるのでしょうか。
加藤
比較検討した他のシステムは部門で使うには機能範囲が広すぎました。逆に富士通のシステムはシンプルに始めて、成長させられる点がいいですね。また、富士通が自社で活用しているということもあり、実践ノウハウに基づいた提案が的確で、安心できました。こうした点が決め手になりましたがそれだけではありません。
麻木
と、いいますと・・・
加藤
今回のシステムは部門システムということもあり、導入作業は現場の若手が主体となって行ってきました。富士通のようなITベンダーはIT用語を多く使いますが、ITに詳しくない私たちには理解できない点もありました。逆に化学技術畑の私たちの言葉がベンダーに通じないこともありました。噛み合わないコミュニケーションの中でも、富士通は私たちの業務を熱心に知ろうとし、要望を理解するよう努力してくれました。その姿には好感を持ちましたね。
麻木
効果をもたらすシステムの構築には、製品の力と人の力のどちらも欠かせないのですね。では最後に、富士通に今後期待することをお願いします。
加藤
このシステムの操作性や機能向上などをさらに追求してほしいですね。また今後、さらなる効率化を目指し、現在は紙ベースで行っている報告書などの承認を「電子承認」化する計画もありますので、その時は持ち前の提案力とサポート力で協力してもらいたい、と期待しています。
麻木
ナレッジ・マネジメント・システムと今後予定している電子承認。IT活用により、ますます開発スピードが加速していきそうですね。ブリヂストンは知識やノウハウを共有、継承するシステムをいちはやく導入しました。今後もさまざまな分野で画期的な化工品材料を開発なさることと思います。本日はありがとうございました。
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