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麻木
それでは、多岐にわたってビジネス展開されている岡村製作所の企業戦略を支えるITシステムについてお聞きしたいと思います。会計システムを再構築したそうですね。
中村
はい。会計システムのサーバ、ストレージ、アプリケーションを一新しました。理由は、大きく2点あります。ひとつは従来利用していたサーバの保守期間が終了すること。
もうひとつは、システム側のパフォーマンスをアップし、より新しいバージョンの会計用アプリケーションも稼働させられるようにするということです。
麻木
従来のサーバとストレージでは対応できなくなってきた、ということでしょうか。
中村
アプリケーションをバージョンアップする場合、ハードにはより高いパフォーマンスが求められます。結果、数年前の製品では対応できないところがでてくるのです。こうした事情からプラットフォームの刷新を決意しました。
麻木
ITにもライフサイクルという考え方があてはまるのですね。
中村
そうですね。当社には“業務改革のためのIT改革は積極的に”という風土がありますが、だからこそ投資対効果についてはしっかりと考えなければいけないと思います。
ですから新規システムのスペック比較は念入りに行いました。
麻木
新システムには富士通を選んだわけですが、決め手はなんだったのでしょう。
中村
ハードウェアのコストパフォーマンスが優れていたこと。さらに人的なパワー、つまり迅速な対応力、的確なサポート力が群を抜いていた点です。
特に今回はOS、システムの切替え作業と会計アプリケーションのアップグレードが並行したので、安心できるパートナーが必要でした。総合力のある富士通はベストな選択だったのです。
麻木
今回のシステム刷新にリスクは感じませんでしたか。
中村
正直、不安もありました。しかし富士通はひとつひとつの課題に、素早く対処し、納得いくまで説明してくれました。その対応のスピードには目を見張るものがありました。
それが短期間でのシステム構築につながったのだと思います。通常想定される構築期間のおよそ2分の1で完了できました。
麻木
データなどの切替え作業はいかがでしたか。パソコンの機種替えでもデータを移すのはひと苦労です。それが企業の会計システムとなると…想像するだけで大変そう。リスクは感じませんでしたか。
中村
いえ。あっと言う間でしたよ。通常3,4ヶ月かかるとされますが、業務を止めることなく10日間ほどで完了しました。
麻木
業務を止めずにですか。すごい早さですね。
中村
はい。できるだけ短期間で、という私たちの要請に応えるべく、かなりリハーサルを重ねたようです。
麻木
さて、新しい会計システムの評価はいかがでしょうか。
中村
満足しています。サーバ、ストレージ、ソフトウェアを刷新したことで、プラットフォーム全体の処理能力は大幅に向上しています。しかもサーバの台数は従来の半分に集約でき、TCOも削減できました。
麻木
会計業務における効果をあげるとすると。
中村
月次の損益の場合、従来、3日かかっていたものが1日後には出てきます。きわめて迅速な経営判断ができる環境になりました。
麻木
まさにスピード経営の基盤が固まった、という感じですね。
中村
ええ。変化の激しい現代のビジネス環境では、機敏な意思決定が求められますから。
麻木
今後のシステム展開についてはどのようなビジョンをお持ちでしょうか。
中村
今回、一新したシステム上で稼働しているのは財務会計システムなのですが、いずれは現在ホストで動かしている管理会計も稼働させたい、と考えています。
タテ、ヨコ、ナナメとさまざまな角度から会計情報を分析することで、新たな発見や的確な判断が下せるはずですすから。今回完成したプラットフォームは、管理会計と財務会計の一元化へのはじめの一歩なのです。
麻木
最後にこれからの富士通に期待することを教えてください。
中村
もっともっと新しい提案を持ってきて欲しいですね。過去の事例、いろいろな業界におけるシステム改善例、新しいITによるソリューション…。富士通は、経験や実績という資産をたくさん持っている会社ですから。
また、“分単位”の素早い対応とサポートには満足しているので、こちらはぜひ今のままでお願いしたいですね。これからもパートナーとして期待しています。
麻木
富士通をパートナーに、今後ますます素晴らしいIT環境を富士通と築いていけそうですね。本日はありがとうございました。
オフィス環境だけでなく、街や暮らしにも快適空間を創造している岡村製作所。パワフルなプラットフォームをスピーディーに構築し、それを基盤としてスピード経営に向けて躍進していくことでしょう。
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