宇宙とあなたの間に。富士通の技術
もっと宇宙を知りたい。もっと宇宙の謎を解き明かしたい。そんな人びとの思いに、富士通は、「すばる」とともに応えていきます。宇宙とあなたの間に、今日も富士通の技術が活きています。


PDFすばる望遠鏡篇(466KB)
読売新聞 2009年11月10日掲載
きょうも私たちには、満天の謎が降りそそいでいます。
宇宙って、どこまで続いているんだろう。
あの星は、なんていう名前なんだろう。
夜空を見上げるたび、私たちは好奇心をふくらませてきました。富士山よりも高い、標高4,205mのハワイ島マウナケア山頂にある、国立天文台ハワイ観測所の巨大望遠鏡「すばる」。
世界最大級となる口径8.2mの一枚鏡で、人の目の6億倍以上の感度で遠くを見わたせます。宇宙で最も遠くにある超巨大なブラックホールを見つけたり、ダークマターと呼ばれる未知の星や物質を探索したり、銀河合体の謎を解いたりと、その観測成果はとどまることを知りません。約137億年前に起こったといわれる宇宙誕生のビッグバンをとらえる挑戦も続けています。
富士通は、この望遠鏡の向きなどをコントロールする観測制御システムを開発。さらに、ハワイの山頂でキャッチしたすばるの観測データを、山ろくの観測所と同時に、東京の三鷹天文台へ伝送し、その解析も支えています。また、1999年の初観測から10年間分、1億画素のデジタル画像100万枚に相当するデータを蓄積・管理して、JVO(Japanese Virtual Observatory)というバーチャル天文台のシステムもつくりました。研究者の皆さんはもちろん、世界中の誰もが検索できます。
もっと、宇宙を知りたい。もっと、宇宙の謎を解き明かしたい。そんな多くの人びとの思いを、少しずつかたちに。これからも富士通は、すばるとともに応えていきます。
新聞広告の天体画像は、地球から約2000光年の距離にある星形成領域 S106を、近赤外カメラでとらえ、富士通のコンピュータが解析したものです。明るい中心付近で大きな星が生まれつつあり、上下の方向に広がる砂時計状の構造は、この星から相対する2方向に吹き出した物質の流れがつくり出した星雲だと考えられています。そのなかには、生まれたばかりの星が数百個も見いだされ、星のゆりかごともいわれています。
ハワイ島マウナケア山頂(標高4,205m)の国立天文台ハワイ観測所にある、巨大望遠鏡「すばる」。世界最大級となる口径8.2mの一枚鏡を持つ、光学赤外線望遠鏡です。1999年の初観測以来、世界トップレベルの研究成果をつぎつぎと発信しています。富士通は、観測制御システムの開発や、観測データの伝送・保存を通して、宇宙へのすばるの挑戦を支えています。(画像提供:国立天文台)