

現代のITインフラにおいて、ネットワークの活用は極めて重要なファクターです。クラウド・コンピューティングをはじめとする先端サービスへの追随、サーバ統合・仮想化への対応、ネットワークの運用改善、情報セキュリティ対策、事業継続・災害対策など、数多くのビジネス課題が、ネットワークと密接に結びついています。
一方で、ネットワークの障害やトラブルがシステム障害の原因となることもあるため(グラフ参照)、企業は一刻も早く安全で信頼性の高いネットワーク環境を、コストとのバランスを考えながら、早急に見直し整備する必要に迫られています。

出典:「企業IT動向調査2009」(社団法人日本情報システム・ユーザー協会)より

しかし、個々のネットワーク課題をそれぞれ検討するだけでは、システム全体としての整合性が損なわれてしまう可能性があります。また、もう一つ気をつけたいのが、ネットワークを利用する側の環境変化の速さです。ここにもしっかり目配りしておかないと、いつの間にかネットワークのサービスレベルが低下し、結果的にシステム障害を引き起こす可能性があります。
それでは、これらの課題を解決しながら、更なるネットワーク活用やコスト削減を行うためには、どうすればよいのでしょうか?


システムは、ネットワークでサーバやストレージ、ミドルウェア、アプリケーションをつなぎ合わせてはじめて動きます。このためネットワーク単体の検討だけでは、なかなか適切な解決策を導き出せません。
ネットワーク活用の課題を解決するポイントは、システム全体最適化の観点から取り組むことです。自社のビジネスに最適なネットワーク環境を見定めることで過剰な投資を抑制し、盲点となりがちなネットワーク環境においてもコスト削減効果を引き出すことが可能となるのです。
