出演:株式会社 豊田自動織機 事業開発部 設計管理室 鈴木順晶さん
掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:2006年1月25日
「使うときの省エネだけを考えていても、それで環境に配慮した製品とは言えません。例えば、フォークリフト。使用する段階だけでなく、製造する段階でもCO2を排出し、環境へ負荷がかかります。大事なのは、資源採取から製造、輸送、使用、リサイクル、廃棄までの製品のライフサイクル全体を見つめて環境への影響を数値として把握し、それらすべてを減らすことなんです。」と話すのは豊田自動織機の鈴木順晶さん。
同社は、豊田佐吉氏が発明・完成させた自動織機を製造するために設立されたトヨタグループのルーツ企業であり、フォークリフトや繊維機械、カーエアコン用コンプレッサーで、販売シェア世界トップのグローバル企業です。
同社の製品ジャンルは、産業機械や自動車関連、エレクトロニクス部品など多岐にわたります。それらすべてを対象として、製品の一生を通した環境への影響を把握するライフサイクル・アセスメント(LCA)支援システムの構築をお手伝いしたのが、富士通です。
このシステムでは、部品情報と連携したことにより、最終製品だけでなく部品単位でのLCAも可能にしています。
「材料や質量の変更によりどれだけ環境への影響が変わるかをすぐに数値化でき、さらにはリサイクル率も算出できます。環境に配慮した製品の開発が、設計の段階から目に見えるものになりました。」
環境負荷の少ない製品の開発を目指すお客様に応えるために。富士通は、これまでのノウハウを結集したITシステムの提供によって、環境に配慮した製品づくりを支えています。