
出演:シチズン時計株式会社 管理本部 環境管理室 齋藤茂さん
掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:2005年10月28日
「ひとつの時計に100前後の部品があるとして、シチズン時計の製品数と含有化学物質の数をそこに掛けると、管理しなくてはならないデータ量は莫大なものになります。」と真剣な顔で語るのは、シチズン時計の環境管理室長、齋藤茂さん。同社は、光発電による駆動技術「エコ・ドライブ」で電池交換を不要にするなど環境配慮型の製品づくりを進める世界的な時計メーカー。「環境を意識したものづくりはシチズン時計の遺伝子と言えるものです。私たちは以前から独自の基準で多くの有害物質削減を進め、どの国の環境基準にも適合できる製品づくりを追求してきました。」
急いでいたのは、製品への含有物質の正確な把握とともに、鉛や水銀など有害な6物質を規制する欧州の注RoHS指令をはじめとしたさまざまな国内外の規制に対応できる体制づくり。そこで機器・部品・材料メーカー全体で化学物質を管理するため、富士通の製品環境情報管理システム「ECODUCE」を導入しました。
ECODUCEは、一元的に蓄積された含有物質情報をスピーディーに集計・検索でき、開発設計、調達、情報提示までの業務にかかる膨大な作業の省力化を可能にします。そして企業の環境に配慮した製品開発や、徹底したグリーン調達を実現します。
製品づくりを通じて、人や環境に対する責任を果たすことがすべての製品メーカーにとって不可欠の現代。富士通は、ITを駆使した環境ソリューションの提供で、「グリーンものづくり」を支援していきます。
注:電気電子機器における、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテルの6化学物質を使用制限。2006年7月施行。