Fujitsu The Possibilities are Infinite

元のページへ戻る

「すべてをグリーンにします」富士通環境広告シリーズ

No.3 工場に自然の力を活用

毎年、工場をおおってしまう雪を貴重な水のかたまりと考えたら、大切な資源になりました。なるほど、自然にはムダがありません。

掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:2000年2月25日

北国に住む人々にとって、冬は大雪にも悩まされる厳しい季節です。でも、この雪を工場で必要な水資源と考えたらどうでしょう。富士通グループの1社、石川県にあるPFUの笠島工場では、屋上でとけた雪を自家発電機の冷却や、トイレの水洗などに利用しています。また、富士通の長野工場でも、設備の廃熱で上昇する施設内の温度を外の冷たい空気でコントロールするなどの工夫を行っています。地域の厳しい自然も、上手に利用すれば省エネルギーに。自然と仲良くすることが、これからの生産活動のヒントです。


工場に自然の力を活用する話

天然の水資源を有効利用した雨水リユースシステムは、降雨量の多い地域ならではの省エネアイデア。

笠島工場のある石川県の宇ノ気町は、日本でも1、2を争う年間降雨量の多い地域。「雨水のリユース」システムは、この気候をうまく取り入れたアイデアとして、雪の季節だけでなく1年を通して運用されています。その仕組みは、まず屋上に降った雨や雪を雨どいを通して地下タンクに集めて滅菌を行い、上水道に近い中水にします。その水を自家発電機の冷却に使用し、冬はそこで暖まった水を施設の暖房へ。夏は直接、工場内の冷却水としても使用します。さらに冷暖房に使われた水は、もう一度タンクに集められリサイクルされるのです。また、タンクに集められた水はトイレの水洗にも使用されるほか、冬は駐車場や工場前の一般公道の融雪にも使われ、無駄なく利用されます。この雨水リユースシステムは、降雨量の多いこの地域ならではの工夫の一つです。

半年以上の涼しい気候を利用した冷外気冷房で、長野工場の電力消費量を削減。

工場では、外気温が16℃以下になる秋から春にかけて、設備の廃熱で上昇する施設内の温度を冷外気を利用して23℃に。また、プリント基板などを扱うクリーンルームでも、冷房用の水を外気により冷やすことで、効率のよい温度管理を行っています。冷外気の利用は自然環境を省エネルギーの味方につけたアイデアです。

これからの時代に不可欠なメーカーの責任として環境ISO14001の構築・運用に取り組んでいます。

富士通では、グループ企業を含む全社で環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001に取り組み、これまでに国内外の78事業所で認証を取得しました。現在、全事業所での認証の実現を目指しています。


とけた雪は、各棟からコーヒーのサイフォンの原理を利用して地下のタンクに集められます。
(株)PFU笠島工場

国内最大規模の環境マネジメントシステムを構築 


富士通は1999年、国内初の第三者認証による環境会計を行い2000年3月期も、そのすべてを皆さまへ公開しております。