Fujitsu The Possibilities are Infinite

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「すべてをグリーンにします」富士通環境広告シリーズ

No.27 チタンアパタイトを使った新・光触媒技術(株式会社富士通研究所)

クリーンな太陽光エネルギーで大気を浄化するこの技術に、地球規模の可能性が見えました。

出演:株式会社富士通研究所 材料・環境技術研究所 物質研究部 若村正人
掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:2004年7月6日


富士通は、世界初の光触媒チタンアパタイトを東京大学と共同開発。大気中の窒素酸化物やウイルス、細菌などに対し、従来の2倍以上の吸着・分解能力をもつこの素材を用いて、大気浄化への応用研究を進めています。

「大気の浄化には、この新しい光触媒を道路に使うのが一番や。道路は世界中にあるわけやから面積も大きいし、車の排気ガスを浄化するのに効果が高い。」と語る富士通研究所の材料開発者、若村正人。彼は東京大学先端科学技術研究センターの協力を得て、新しい光触媒材料、チタンアパタイトの開発に世界で初めて成功しました。「排気ガス中の窒素酸化物は酸性雨の原因物質やから、大気の浄化は大きな大きな夢ですわ。」
光触媒とは、紫外線で有機物などを二酸化炭素と水へ分解する作用により、空気浄化、抗菌、防臭や防汚などの環境浄化機能をもつ素材のこと。チタンアパタイトは、従来の光触媒に比べ、より高い吸着力により、ウイルスや細菌などの汚染物質に対して99.99%もの吸着・分解効果が半永久的に持続します。

この特長から、病院での院内感染を防ぐため、白衣やマスクをはじめ調理場、クロス、浴室素材まで応用が期待されています。また身近な製品では、空気清浄機やエアコンのフィルターとしてすでに家庭で普及し始めています。さらに樹脂への練り込み成形技術の開発により、防汚機能のあるパソコン・キーボードや携帯電話、衛生用品など幅広い製品への応用も始まりました。今後の課題は、可視光線でも働く光触媒。実現すれば、室内の照明を浴びた途端にセルフクリーニングを始める夢の製品がぞくぞく誕生するかもしれません。
人の健康のために、地球の健康のために。富士通はこれからもこうした研究開発や製品づくりを通じて、環境浄化分野へも力を尽くしていきます。


大気中の汚染物質を高い吸着力によりとらえ、クリーンな紫外線エネルギーで分解。