
掲載媒体:日本経済新聞
掲載日:2002年1月24日
工場から出る廃棄物を、手品のようになくしてしまう。
富士通ベトナム工場での一例をご紹介します。ベトナムでは、処分場がないなど、環境保全のための社会的な基盤が十分ではありませんでした。そこで、プリント基板工場をつくるときから廃棄物を出さない方法を検討。製造過程で出る工場廃水に純度の高い銅が含まれている点に着目し、これを資源として活かすことで「廃棄物ゼロ」を実現する製造工程をつくりあげました。
取り出された高品質な銅資源は日本に輸出され、ブラウン管の部品などに生まれ変わっています。
富士通では、こうした再資源化の技術を、ベトナムだけでなく日本国内の工場にも導入し、廃棄物の再生利用によるゼロエミッション活動を積極的にすすめています。
私たちがめざす「ゼロエミッション」とは、「廃棄物の排出を抑制し、出た廃棄物は有効利用する」ことです。自然や社会と共生するものづくりの一環として、国内はもちろん海外でもこの活動を推進。
富士通は、これまで培った豊富なノウハウと確かな技術力を駆使し、グローバルに「廃棄物ゼロ」を実現します。
ベトナムで再生された酸化銅(右)は日本で精製され、ブラウン管の磁性部品(左)などの原材料に生まれ変わっています。